静岡新聞の記事内容
平成12年5月24日(水)
津軽三味線を奏でるのは白井勝文さん(静岡市在住)
サラリーマン時代に独学で三味線を勉強し、八年前の
退職後から第二の人生を歩み始めた。
以来、演奏家として「一弦供養」を掲げて全国行脚を
行っている。
毎月二十八日には同市丸子の大だたら不動尊で供養
演奏を実施。一月には鎌倉武将梶原平三景時の供養
を込めた弾き語リを開いた。
この独演会に訪れた由比中校長などを務めた塩坂高
男さんが、「蒲原にも素晴らしい物語がある、ぜひ奏で
てほしい」と依頼。文献を集めて十日間で脚本を作成し
た。浄瑠璃姫物語は平安時代の話。源義経と三河の
国の国司源中納言兼高の姫、浄瑠璃姫の恋物語で,
人の出会いから姫が蒲原で命を落とすまでを紹介。
現在は蒲原中前に姫の供養碑が建立され、住民に受
け継がれている。白井さんは「東海道四百年祭を前に、
町おこしの起爆剤になれば」と熱演を約束した。
<記事の一部を抜粋>
静岡新聞の記事内容
平成13年6月20日(水)
津軽三味線で浄瑠璃姫物語
蒲原町新栄の蒲原中(北川和生校長)で十九
日、芸術鑑賞会が開かれ.た。毎年実施して
いる従来の内容とは違って、今年は津軽三
味線による弾き語リ。生徒らは地元に伝わる
民話「浄瑠璃姫物語」を堪能した。
この物語は平安時代が舞台。源義経と三河
の国の国司、源中納言兼高の姫「浄瑠璃姫」
の恋物語で、出会いから姫が蒲原で亡くなる
までを紹介。姫の供養碑が同校の正門前に
あることから、元同校校長で物語の脚本を仕
上げた塩坂高男さんが呼び掛け、三味線奏
者の白井勝文さんが上演した。ステージ上で
は物語の内容を表現した大型布絵本が並ぶ
中演奏がスタート。白井さんの力強い熱演に
全生徒四百十人が聞き入った。
静岡新聞の記事内容平成13年4月22日(日)
東海道四〇〇年祭参加事業「浄瑠璃姫物語と三味線弾き語リ
講演会」が二十一日、静岡市羽烏の藁科公民館で開かれた。
津軽三味線演奏家の白井勝文さんが、源義経と浄璃姫の悲恋物
語を三味の音色に乗せて熱演した。この「浄瑠璃姫物語」は舞
台に静岡市や蒲原町が登場し、作者とされる小野於通のものと
される墓が静岡市賎機山にあるなど、静岡ゆかリの物語。
白井さんは「小野小町をしのぐ美人で、伝説的な才媛(さいえん)
だったといわれている」などと於通の人物像を紹介した。
また蒲原町文化財保護審議会会長の塩坂高男さんが浄瑠璃の
歴史や、小野於通の功績などについて講演した。
この公演は十一月にかけて、市内の公民館七カ所で順次行わ
れる。
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